淘宝网(タオバオワン)とは?

淘宝网(タオバオワン)についてご紹介します。

淘宝网(タオバオワン)は、中国のAlibabaグループ(阿里巴巴集団)が2003年5月に設立したアジアで最大のショッピングモールです。

淘宝网(タオバオワン)は大きく分けてCtoC向け市場(個人取引向け)淘宝网(タオバオワン)とBtoC(法人が販売者向け)淘宝商城があります。淘宝商城は2012年1月に中国名称を「天猫」に変更されました。

アイリサーチ社の最新統計データによると、中国国内のインターネットショッピング市場は2011年度で9.1兆円です。そのうち淘宝网(タオバオワン)と淘宝商城(天猫)で全体の91%を占めていると言われています。とにかく中国のネットショッピングモールと言えば「タオバオ」という位の圧倒的シェアを持っています。

ちなみに日本でネットショッピングモールの最大手「楽天」と比較しますと、2011年の年間流通量は楽天は1兆円、タオバオは8倍の8兆円と言われています。楽天の8倍の商品が流通していると考えるだけでもどれくらい大きなショッピングモールかお分かり頂けると思います。

中国のネットショッピングで一番売れているジャンルはアパレルです。その次に家電がよく売れています。

会員数は3.5億人で、淘宝网(タオバオワン)の出店者数は400万店舗、淘宝网(タオバオワン)が6万店舗と言われています。

日本と中国の所得差ですが、2010年度でおよそ7.5倍のとなっており、中国で生産された商品がぞくぞくと日本に入ってくる理由がわかりますね。